津波被害の復興はまだまだ

塩釜の先の松島湾に出掛けて、針を使わずにエサに噛み付いたハゼをそのまま抜き上げて釣るプロの伝統釣法「数珠子釣り」を体験してきた。
雑誌取材で出掛けたのだが、こちらではなかなか釣れない大きなハゼがバリバリ釣れてニッコリ。
日本三景に数えられる景色も素晴らしかった。
陸に上がってから、牡蠣の直売所を探して石巻方面へと走ったけれど、水温が高くて地元の牡蠣はまだまだ生育が遅く収穫できない状況。牡蠣は諦めた。
ただ、津波被害のひどかったエリアを走ってみて愕然とした。
多数の方が亡くなられた野蒜地区はまだまだ建物も無い荒地状態。瓦礫の山がポツリ。逃げる高台も無く、多くの人が津波に流されたそうだ。仏花が供えられている荒地に手を合わせた。
奥松島あたりも1階の壁がほとんど壊れたままの家屋がポツリポツリ。
まだまだ復興には長い年月がかかりそうだが、復興予算を他に流用しているお役人は何を考えているんでしょうかね。
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