まあ、何年か前には「入江川の自然」なんてかけるような状況ではなかった。
入江川というのは会社の前を流れて、子安あたりで海に到達する小さな川だ。BoschCarService玉野自動車からしばらく歩くと湧き水に到達するが、それが源流らしい。
以前は生活廃水が流れ込む川で、いわゆる「ドブ川」だった。
下水道が完全に整備されてからは、見る見る間に川が綺麗になった。
以前、ブログで「ウナギ発見」と書いたことがある。
今でも何匹かの亀やカニ、小魚の姿を見ることができる。たまにはカルガモ、シラサギ等が遊びに来ている。カワセミを見ることもある。
2日ほど前のことだ。朝、出勤するとスタッフから「変な鳥がいる。なんですかね」と訪ねられた。
パッと見て「それはゴイサギだよ」と答えることができたが、ゴイサギが姿を見せたのは初めてのこと。
ゴイサギといっても、まだ幼鳥だ。
なぜゴイサギの幼鳥とわかったかというと、僕が小学生の頃(当時は名古屋市北区)に小学校の通学路脇の田んぼで当たり前のようにゴイサギやシラサギを目にしていたからだ。
今にして思えば、昔の田んぼだから農薬も使っておらず、カエルやドジョウ、タニシ、バッタ等のエサがふんだんにいたわけで、田んぼは鳥たちの餌場だったのだろう。
そう考えると、湧き水がそのまま流れる入江川は貴重な存在だ。スタッフもちょくちょく川を覗いては楽しんでいる。身近な自然って貴重ですよね。