車がか可哀想な時代

今までうんと長い間自動車メンテナンスに関わって生きてきたけれど、自動車がオーナーにこれほどひどい虐待を受ける時代はそうそう無かったように思う。
以前は「愛車」というようにマイカーは愛しいものの一つであって、あれこれメンテナンスしたり磨いたりして大切に乗っていたはず。恋人のようにも思ったりする。
オイルメンテナンス一つにしても、これほどひどい扱いを受けることはなかった。
メンテナンス不良による故障が滅茶苦茶多発している。本当に車が可哀想だ。どうしたわけなんだろう?どうなってしまったんだろう?
エコピットヨコハマ玉野自動車には、他の整備工場からの修理依頼で入庫してくる自動車も何台かある。あれこれと症状を調べて診断し最善の処置をするわけだが、そんな中にもオイルメンテナンス不良が原因するトラブルが結構ある。
写真はミニのミッション修理。ミニはエンジンオイルの回路がミッションにもつながっていて、ミッションオイルの働きもしている。だからエンジンオイルメンテナンスが悪いとミッションシラブルになったりする。
このミニはミッションをオーバーホールして、トクルコンバーターを交換した。高額修理である。
車って大切にすれば、長く調子よく乗ることができる。色々な思い出に関わってくる伴侶のような存在にもなる。もっともっと車をいたわってあげてくださいね。
P6220441.JPG
P6220442.JPG

Share Button