3月8日に東京・両国の国技館で「林家いっ平改名林家三平襲名・日本全国感謝の会」が開かれた。無料招待のために全国からの希望者約8万人の中から、抽選で約8千名が選ばれた。
縁あって林家一門とのおつきあいもあるので、ぜひ出掛けたいと思っていたが見事に当選。・・・というわけで奥方同伴で両国まで出掛けたわけ。
まあ、凄い人・人・人。圧倒されたね。国技館で襲名披露する落語家もいまだかつて無かったようだ。1部のスペシャルゲストの登場を楽しみにしてる人も多かった。
幸いに正面升席の5列目という特等席に座ることができて、生のショーを間近で楽しめた。
一部はビートたけし、松坂慶子、館ひろし、貴乃花親方等が登場。松坂慶子は昔と違ってポッチャリだったが、歌った「愛の水中花」はさすが本物!オーラ満点。館ひろしはスラッとしたいでたちでダイアナなど2曲を歌ったがカッコイイ!「これからは館ひろし風にしようかな」とポツリと言ったら、我が奥方から「お腹を引っ込めてから考えなさいよ」とキツイ一言。まあね、いくら頑張っても金髪ブタ野郎(小朝)か鶴瓶あたりがいいとこかもしれないな。
仲入りをはさんでの2部は、全国の著名な落語家の師匠が登壇しての口上。林家木久扇、立川志の輔、春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵など、なかなか揃って見ることができない面々がズラリと並んだからオオーッと感激!皆さん、さすがに噛めば噛むほど味が出てくるスルメみたいな雰囲気だった。
故林家三平師匠が喜びそうなド派出な演出だったが、こういったことでまたまた落語ブームも加速するんじゃないかな?
2代目三平は初代に良く似てきた。「好きです、良子さーん」には腹を抱えて笑ってしまった。
こんな時代だからこそ、笑いを忘れないってことは大切だ!
でもね、やっぱりお坊ちゃん2世だよね。幼い頃には館ひろしのオートバイに乗っけてもらって品川埠頭を走ったことがあるそうだ。うちの次女は、幼い頃に僕と交友がある漁師の船外機船に乗っけてもらって海の上を走ったことがある。館ひろしと三浦の漁師じゃあちょっと雰囲気が違いすぎるなあ・・・
まあ、お坊ちゃん2世だからどうのこうのではなく、今後の高座の内容次第だよね。期待してる!