以前に「かもめ食堂」という映画を見て、うん・・・なかなかいけるという感想を持ったのだが、そのスタッフが今度は「めがね」という映画を作ったようなので、先日の休みの日に観てきた。
主演の小林聡美をはじめとして、もたいまさこなどの演技は流石になかなかのものだった。表情と映像による表現が中心で台詞は少なく、ゆったりまったりと時が過ぎていく。
別に事件があるわけでもない。携帯電話も使えない南の島で、何も起こらない毎日がスロータイムで過ぎていくだけ。
「たそがれる」しか楽しみ方がない場所で、いかにうまく「たそがれる」ことができるのか・・・ってことなのかな?
「たそがれる」ことの一端を映像で感じさせてはくれたと思うが、実際には「たそがれる」というのもなかなか難しそうだ。うまくたそがれてみたいとは思うんだけどね。まっ、無理か!