ソフトバンクの携帯電話だが、通話・メール0円についてのトラブルが問題になっている。システムトラブルと0円についての広告宣伝の手法との両方だ。
まあ0円っていったって色々な条件があってのことで、使用条件等によってはトータル金額が以前の方が安かったということになりかねないだろう・・・とは思う。
でも派手な0円宣伝でドドーッと動いてしまう人もいるみたいで、それを狙ってのソフトバンクならではのビジネス手法だろう。このあたりの手法を使うかどうかも旧来からの企業と新興勢力の違いなのかもしれないね。
実は、車検でも同様の問題がある。自宅の近くのガソリンスタンドには「車検・格安!6500円」なんて派手な看板が掲げられている。
車検っていっても内容は ①税金等の諸費用 ②法定点検費用 ③必要な整備費用 ④完成検査費用 に分かれる。6500円っていったいどの部分の料金なのかな?
①は決まった料金だから別として・・・
③は車によってまちまちだし・・・
わかりやすくするために、弊社では②と③で15100円というニューサービス車検も販売している。
③については②の法定点検をしてから見積りを含めてお客様に報告、提案をしている。(点検してみなくちゃ解らないんだよね)
③については、車の状態によってまちまちだ。同じ30歳でも健康な人もいれば、胃が悪い人もいる。肝臓が悪い人もいる。だから②の点検でしっかりとチェックして報告・提案するわけだ。
でもガソリンスタンドの看板を見たら思っちゃうよね。「車検なんて6500円でできちゃう」ってさ・・・
こういったセンセーショナルな宣伝手法による混乱は、整備の世界にガソリンスタンドや用品販売店、ユーザー車検屋などの新興勢力が参入してきてから始まったというのが事実だ。こういった宣伝手法って、ちょっとついていけないよね。