先日、横浜高島屋で開かれていた伝統工芸展にお手伝いに行ってきた。その中に江戸和竿(伝統的な竹の竿)のブースがあって実演販売をしているのだが、江戸和竿の親方たちと昔から懇意にさせていただいている関係もあって毎年お手伝いに行っている。
江戸和竿は工芸品としての魅力の他に使うほどに体に馴染む実用的な道具としての魅力が大きいけれど、展覧会に出展している他の伝統工芸品もこれまたなかなか素晴らしいよね。
漆器、刃物、指物、織物、象牙細工等々、欲しくなってしまうものばかりだ。品物も素晴らしいけれど、それを作っている職人達の素朴な人柄もこれまた素晴らしい。手作りの品物には、それを作っている人の温もりが感じられるってわけだ。何れも、長く大切に使い続けられるような品物ばかりだ。
僕の仕事は自動車屋だけれども、やはり大切なのはお客様との接点だ。自動車に乗るお客様に人の温もりを感じていただける整備、板金、保険等のビジネスをやりたいと常々思っている。ビジネスの基本っていうのは、案外とそのあたりにあると思うな・・・。ホリエさん、ムラカミさん、どうですか?
これは、何年も使っている村上堆朱の箸箱と箸の写真