こういった時代には、「笑い」が大切

・・・というわけで、ちょくちょく寄席で落語を楽しんでいる。
先日は大阪出張の際に時間調整で、天満宮繁昌亭で昼の部の寄席を楽しんだ。江戸前の落語に対して関西の落語ほ上方落語というが、僕はCDなどで聞いたことはあっても生で上方落語を聞くのは初めてだった。NHKが「ちりとてちん」というドラマをやっていたが、その舞台が上方落語だ。
天満宮繁昌亭は何席もある大きな定席(毎日寄席をやっている施設)だが、ほぼ満席なのには驚いた。
やはり、関西には笑いの文化が根付いているのだろう。
ただ、僕にはやたらと賑やかで騒々しいイメージの上方落語よりも、情景が思い浮かぶ江戸落語の人情噺や色物噺の方が好きだ。
江戸の落語家で僕のお気に入りは林家錦平師匠だ。林家一門の真打だが、古典落語にこだわり続けて寄席でトリをつとめたりもしている実力派だ。おいらん話しなどでは、本当に色気が漂う。
年に何度か「錦平の会」や兄弟弟子の種平師匠と2人で開く「種平・錦平兄弟会」には出かけている。
とりあえず11月16日は上野の鈴本演芸場の「錦平の会」に出かける予定だ。上野松坂屋で買ったお弁当(サバの棒寿司)とカップ酒を手にして演芸場に入るのがいつものパターンだ。
トコトン・トコトンと演芸場の前で打ち鳴らされる太鼓の音が待ち遠しい。
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