昨日はたまたま三井住友海上火災の整備工場代理店組織の全国の代表者会議(理事会)があったので、昼前から都内の新川にある三井住友海上火災の本店に出かけていた。
3時からの記者会見でリリースされたけど、三井住友海上とあいおい損保、ニッセイ同和損保が合併して国内トップの規模の損保会社になる。
現状では三井住友海上が2位、あいおい損保が4位、ニッセイ同和が6位の規模だから、これはとてつもなく大型の合併となる。
もともとエコピットヨコハマ玉野自動車は旧三井海上をメインにした代理店だったので、旧住友海上との合併を代理店として経験している。書類やシステムもすべて変わるからとても大変だ。整備工場の代理店組織もそれぞれにあるから、それが1つになる過程もなかなか・・・
今度の合併は先行してあいおい損保とニッセイ同和が合併し、その後に新会社と三井住友海上が合併するような2段階の流れとなるようだが、まあ現場としてはあれこれと大変だ。うーん・・・
新車が売れないだけに自動車保険の販売も落ち込んでいて、こういった体力強化に出たのだろうけれど、最も頭が痛いのは損保会社に勤める社員だろうね。だって考えてみてよ・・・例えば3人いた支店長が1人になるわけだし、それは役員も部長も課長も同じこと。厳しい環境だよね。昔は植木等が「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」と歌ったけれど、もうどの企業もそんな時代じゃないね。
合併後の新会社がどれだけ契約者へのメリットを出せるかが注目点だ。