江戸前のハゼ

雑誌取材の仕事でハゼ釣りに行ってきた。
ポカポカ陽気の静かな海で、のんびりとハゼと遊び戯れることができた。水深は5から9メートル。
いつもは糸掛けの付いた竹の竿を2本手にしてハゼを釣るのだが、この日は今風のリール竿を使ってハゼを釣るという内容だった。
場所によっては18センチそこそこの良型ばかりが釣れて、とても中身が濃かった。
良型のハゼは下処理をしてから軽く白焼きにし、1日くらい干してから出し汁にお酢を入れて下煮をし(骨まで柔らかくするため)砂糖と醤油と酒でクツクツにて味を整え甘露煮にする。
先日は最終段階まできてから酒を楽しみながらテレビを見ていて、いつの間にかグー・・・
鼻をくすぐる香ばしい匂いにハッと目が覚めて台所にとんでいったら、鍋の中のハゼは炭になっていた。
涙、そして涙・・・だった。ウーン、思い出すだけでも辛い。
よしっ!今回は、うまくやるぞ!
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