樹脂ヘッドランプの表面が劣化して白く濁ってくるのに頭を抱えていらっしゃるユーザーは多い。
BoschCarService玉野自動車でも、現在主流になっている
➀ 劣化した樹脂部分を研磨して削り取る
➁ 細かく磨き上げてから、表面をコーティングする
・・・という方法で対処させていただいている。
ところがこの方法では、せっかくクリアーになっても長期間維持できないという弱点があった。
樹脂部分を研磨した後の表面には細かい凹凸が残り、コーティングしてあってもそこに汚れがたまったりして劣化が始まる。
あるメーカーが新しい方法でヘッドランプを再生する商品を開発して、日本で初めてBoschCarService玉野自動車でデモ。
特許は取得済でもうすぐ工業試験も終わる。
発想がまったく新しくて、特殊な透明カーボーンシートを劣化したヘッドランプ表面に貼るという方法だ。表面は研磨しない。
カーボンシートについている特殊な糊が樹脂表面の凹凸に浸透してそれを埋めてくれる。
加えて硬いカーボンシートがクリアーになつた樹脂を保護してくれる・・・ってわけだ。
工場長のマイカーでテストしたが、結果は上々・・・ヘッドランプの曲面にピタッと貼り合わせるのに特殊なノーハウも必要だが、それは内緒です。
現在、商品化に向けての最終調整に入っているので、近い時期に皆様に提供できると思います。