ブレーキはブレーキパッドに圧力をかけて円盤状のブレーキディスクローターを強く挟む摩擦力で車を減速します。だから何年か使っているとブレーキパッドは削れて薄くなってくるわけですよね。
日本車の場合はそうでもないんですが、輸入車の場合には同時にディスローターも磨耗してきます。材質的に軟らかくしているのですが、ブレーキパッドとディスクローターの両方を減らすことで制動力を高めています。高速運転が当たり前の輸入車ですから、ブレーキの制動に対する要求レベルも高いんですね。
だからブレーキパッド交換2回について1回はディスクローターも交換というのが一般的です。ディスクローター研磨という方法もありますが、薄くなったディスクローターをさらに削るというのも・・・
安全に関わることですから、パッドとローターはセットで変えちゃいましょう。その代わり、輸入車のディスクローターって日本車と比べても決して部品価格は高くないんですよ。
車に取り付けた新しいディスクローターはサビ止め塗装でグレーになっていますが、使用すれば摩擦で塗料が取れてすぐにピッカピカになります。