ずっと動いていなかった４７年前のワーゲンバスの復活に成功した。
まあ、一番困ったのはパーツだ。
フロントガラスは自動車ガラス屋さんを呼んで、サッシにあわせてガラスをカットして作らせた。
エンジンのひどいオイル漏れは、エンジン本体をあれこれと加工して修理完了。
ワイパーモーターはよく似たモーターを探し出して、シャフト部分をグラインダーで削ったりして加工し、なんとか取り付けることができた。
その他、ブレーキ部分のオーバーホールやパーツ交換も含めて諸々の修理をしての復活だ。
エンジンもあれこれ手をかけてピッカピカ。アイドリングも加速も極めて良好だ。
街中を走るとオオッという顔で見る人が多い。味のある車ですよね。
一旦お客様に乗っていただいて、１ケ月くらい後にはシートやトリム（内張り）の補修で再入庫いただくことになった。工場から出て行くのが、なにかとても寂しい気分です。