モーガン 燃料タンクにご用心

最近はあまり車を使うことがなくて、結構置きっぱなし状態のユーザーが増えてきた。
まあそれはそれでいいのだけれど、燃料タンクはマンタン状態にしておくことをお勧めします。
燃料タンクがマンタンになっていないと、当然のこと上部には空気が入っているわけで、空気中の水蒸気が結露してタンク内部に錆びを発生させたりする。
この錆びが悪いヤツで、燃料タンクに内臓されている燃料ポンプを詰まらせたりする。
マンタン状態にしておけば、結露による錆びも防ぐことができるって理屈だ。
写真は、内部がひどく錆びてしまった燃料タンクだ。新品に交換すると20数万の部品代がかかる。まあ、特殊な輸入車だから部品が高額ではあるけれど・・・
そこで、今現在修理中です。
内部の錆びを除去してタンク内部の金属表面をコーティングする加工をしている途中なんですよ。エコピットヨコハマ玉野自動車では過去にもこんな修理をしているが、結果はグー!
そうそう、よく「燃料タンクの水を抜く溶剤」をタンクに注入することを勧められた」という話を聞くけれど、それば絶対に×ですよ。それが原因で、燃料噴射装置(インジェクター)の針穴のようなノズルが詰まってしまった故障車両の修理はイヤというほど、過去にやってます。
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