日産車のエアフロメーター

旧型のパルサー、マーチ、サニー等の一部旧型日産車にエンストとかエンジンが吹き上がらない等のトラブルが多いが、これはエアフロメーター(空気の吸入量を計量してコンピューターに送るセンサー。それを基にガソリンの噴射量が計算される)の不良が原因だ。車検時の排気ガス測定で基準値をオーバーしてしまい、結果としてエアフロメーター不良という判断が出ることもある。
ディーラーや一般的な整備工場ではエアフロメーターを交換するという見積もりが出るが、部品代だけで5万円そこそこもするから(別に技術料もかかる)ユーザーは大変な負担をしいられることとなる。
ただ、このトラブルはエアフロメーターの内部の「ある場所」の不具合を修理してやることで、きれいサッパリとなおるケースがほとんどだ。
修理費用総額は交換時の半分以下だからユーザーメリットも大きい。
ブラックボックス的なブロック部品が多いのが今の車だが、ブラックボックスの中身をチェックして修理しようととする工場があまりにも少ない気がする。「なんでもそっくり交換」で本当にいいのかな?

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