フグは食いたし・・・

釣り雑誌の取材の仕事で、休みの日に横浜にある金沢漁港から船に乗ってアイナメ釣りを楽しんできた。
写真の黄色味かかったアイナメは婚姻色に染まったオスのアイナメだ。35センチちょいあった。水深の浅い岩礁帯で楽しむこの釣りは、誘いのアクションも大きくて僕の大好きな釣り物のひとつだ。
外道に、ちょくちょくアカメフグが混じる。当日も巨大なアカメフグをゲットしてお宝を拾った気分。1キロは超えていたから、簡単にはお目にかかれない品だ。アカメフグはトラフグに匹敵するくらい旨い高級魚だが、フグを釣ると海に逃がしてしまう人も多い。
調理して食べるのが危険だからだ。フグの料理についてはフグ調理師の資格が必要。
でも、自分で処理して自分で食べる分には問題がない。(ヘタすりゃ自殺?だけどね)
僕は、若い頃に漁師さんからフグの下処理の仕方を教わった。それ以来ショウサイフグやアカメフグを調理して食べ続けているが、一応無事に生き延びている。なんたって・・・特にアカメフグは美味だから「命は惜しし」に「食いたし」が勝っちゃってるんだよね。薄く削ぐように調理してお皿に並べたお刺身は最高だ。自慢じゃないが、見た目も職人並みの出来栄えなんですよ。
自分で調理して起きる中毒事故が年に何件もあるらしいが、肝や白子などを食べたら一発でサヨナラだ。慣れていなければ、手を出さないほうがいい。
そうそう、先日エコピットヨコハマ玉野自動車の経営診断が終わって分厚い診断書を頂いた。「外部の専門家たちの目で分析してもらうのもいいかな?」と考えてお願いしたのだが、なるほどそれなりのことはある。自分の目だけで見ていると、見えていないことって結構あるんだよね。
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