古典落語に「長屋の花見」というのがありますが、この時期になるとやはり桜の木の下で一杯・・・ってのが楽しみになります。
落語「長屋の花見」の一部・・・・・・
おそるおそる行ってみると大家、
ウチの長屋も貧乏長屋なんぞといわれているが、景気をつけて貧乏神を追っぱらうため、ちょうど春の盛りだし、みんなで上野の山に花見としゃれ込もうと言う。
酒も一升瓶三本用意したと聞いて、一同大喜び。
ところが、これが実は番茶を煮だして薄めたもの。
色だけはそっくりで、お茶けでお茶か盛り。
玉子焼きと蒲鉾の重箱も、「本物を買うぐらいなら、無理しても酒に回す」と大家が言う通り、中身は沢庵と大根のコウコ。
・・・・・・と、まあこんなわけだ。
さてさて、自宅へのJR最寄駅近くにある馴染みのお寿司屋さんの花見会がありました。
駅からすぐの鶴見川河原での花見会です。
さすがにお寿司屋さんの花見会だけあって、食べ物はとても豪華でした。「長屋の花見」とは違います。昼間から食べて飲んで、いい気分で帰宅しました。
でも・・・こうなると「花より団子」ってことになっちゃいますかね?
皆さんはお花見に行かれましたか?