秋だーっ！食欲の秋・・・でも、この年になると大量にバリバリと食べるパワーは無くなる。
美味しいものを少量でもじっくりと味わいたい気分。
この前観音崎沖で船からのアジ釣りを楽しんでいて、脂が乗った大サバを２尾ゲットした。これが旨い。脂トロトロだ。腹を割くと、白い脂の塊がどっさり入っていた。軽くシメて食べたが、もう・・・絶品！
この海域のサバは、松輪サバと呼ばれるブランドサバだ。
ただ、ブランド食材っていうのも実態は？？？
僕は、松輪のサバ漁船が東京湾のうんと奥でサバ漁をしているのを何度も見ている。そうなると、産地は松輪じゃないよね。でも、松輪で水揚げされるから「松輪サバ」になってしまう。
松輪沖の速い潮の海域が美味しいサバを育んでいるわけなのに、そりゃあ変だよね。
関アジ・関サバだって同じ海域で漁をしてる四国の船が獲った魚は値段も安いというから、そうなるとなんだろう？ブランド食材っていうのは？
北朝鮮産のアサリだって中国経由の輸入ルートだと「中国産」の表示になってしまうらしい。それを日本の海に撒いてしばらくすると「国産」に変身ってわけなのかな？怪しいな・・・
要するに「美味しいものは美味しい」。ブランド食材のブランド性は、あまり信用しない方が賢明だ。ついでに、産地もね。