タコっていうと明石のタコが有名ですが、東京湾の江戸前のタコもそれと勝負できる絶品の味なんですよ。食べると、ジワーッとミルクっぽい味が口の中に広がります。
先日、タコ釣りに行ってきました。鶴見の新明丸です。
タコはタコテンヤという2本の掛けバリが付いた道具にカニを縛り付けて釣ります。竿は使わずに手釣り糸を手にして、海底付近でユラユラ・・・とカニを動かして誘うんです。
すると、それを見つけたタコがジワーッとカニに抱きついてくるのです。
最初はそーっと触れるのか、ん?ちょっと重いぞ!と手に感じます。
我慢!我慢!そのうちにしっかりと抱きついてくるのでムギューッという感じで重くなります。
そこでエイヤーッと思いっきり手を振り上げてあわせると、ハリがグサッとタコに刺さるってことなんです。後は、手で糸を手繰るってわけです。
軽くレアーっぽく茹でるのが、柔らかくて美味しいですよ。