エコな文化

昨日、都内の集まりでトヨタのレース活動に深く関わってきた㈱トムス社長の大岩さんにお会いした。
大岩さんは「ドイツには国が古いものを大切にする文化があるから、30年以上たった古い自動車は無税になる。だからそういった自動車をメンテナンスする整備工場や板金工場も忙しくしている」と話しておられた。
何年も前のことだが、僕もドイツに行った時に古い自動車がとてもいい状態でたくさん街中を走っているのを見て感激したものだ。
みなさんご承知の通り、日本の政策はまったく正反対。少し古くなった自動車は自動車税が高くなる。要するに「おい!そろそろ新車に買い換えて、メーカーの売り上げに貢献しろよ」って行政が後押ししているわけだ。これじゃあ、エコカーに買い換えてもエコじゃない。
そもそも、いいものを何度も直して長く使うというのは日本の専売特許でもあったはず。着物の洗い張りとか、下駄屋とか鍋の修理とか・・・色々な品物のアフターメンテナンスのプロ(職人)が世の中にはたくさんあったよね。
この「使い捨てポイ」の社会、考えなくっちゃ!
そうそう、古い車っていえばベンツの古いオープンカーを8台も手に入れました。
残念ながら、ジョージアコーヒーのオマケのミニチュアカーなんですけどね・・・
でも宝物を手に入れた気分。
20130429_200417.jpg
20130502_060658.jpg

Share Button