昭和の物って・・・

植木に水をやるジョウロだが、プラスチック製の物を使っていたのだがどうも長持ちしない。
日に当たってプラスチックがボロボロになってしまう。
これは紫外線が悪さしているらしい。車のタイヤのゴムが劣化するのも、紫外線の影響がとても大きいようだ。紫外線ってスゴイんだね。僕の顔も海で釣りをする時の紫外線で真っ黒クロスケだ。
そこで、子供の頃によく見たトタン製のジョウロを探して買ってみた。これが思ったより安くて、おまけに軽い。これなら紫外線相手でも大丈夫。水漏れしたらハンダ付けで補修できるから長持ちで経済的だ。
長持ちさせるというのが、やはり昭和の文化だったんだね。
明日は亀戸天神の大祭なので、朝から夕方まで神輿を担ぐ。去年の影祭りは短い半股引(白のパンツ状)を着たが、今年は本祭りなのでチョット格好をつけて足首までの藍染の股引を用意した。
藍染ってスゴイね。何度洗っても色が出てくる。そのまま履いたら下半身が青く染まってしまうこと間違いなしだから、こりゃあ大変だと何度も何度も洗って色抜きをしたわけ。
おかげで、すごくいい色になった。使えば使うほどいい色合いが出てくるというのも、これは昭和の味なのかもしれない。
そうそう、突然に川崎の女性ユーザーが初めてエコピットヨコハマ玉野自動車にご来店された。
昭和58年のラングレーだ。今流行の車とデザインが違うから、凄く新鮮だ。大切に乗られていて、状態も凄くいい。ずっとディーラーで整備をしてきた車なのだが、行きつけのディーラーからエコ助成金絡みでの新車への買換えを強く勧められていたようだ。
でも「この車が好きだ」ということで車検を通すことを依頼したら「部品も無いから、もう面倒みられません」と断られたらしい。
「困った」とインターネットであれこれ検索してエコピットヨコハマ玉野自動車を見つけたそうだ。そこでね駆け込み寺にいらしたらしい。
ちなみにディーラーが無いといった部品を調べたら、メーカーオーダーでなんとか手に入ることもわかった。責任を持ってメンテナンスさせていただきます。
新車を売って利益を出したいのはわからなくもないけど、自社の車を大切に乗り続けているユーザーがいることにもっと喜びを感じてほしいな・・・と思う。そしてそんなユーザーを大切にしなきゃ。
もっともこのメーカー、リストラと下請け泣かせで黒字に転化し、経営者が破格の報酬を得ている外国の会社になってしまったから、昔の日本のメーカーだった頃とは根本的に違う会社になってはいる。
このラングレーも昭和の味だよね。
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