紺屋高尾

あっという間に4月の声を聞きそうでゾゾッ・・・3月中に環境認証・エコアクション21の更新審査の書類を整理しなくちゃいけない。頭痛い。うーんとダウンビートになっちゃった。
先日は横浜日吉の寿司割烹のお店で、懇意にしている落語家の林家錦平師匠と飲んだ。いやあ・・・錦平師匠は古典落語もうまいが、酒も強い。林家一門には珍しく古典落語の道を突き進む存在だが、僕は錦平師匠の人情噺が好きだ。
この前、横浜・野毛のにぎわい座のトリをつとめた錦平師匠の「紺屋高尾」の一席にはホロホロッ。
金が無い身なのに、3年間貯めに貯めた全財産を注ぎ込んで出かけた吉原遊郭。
花魁なんて、それこそ上級武士やお金持ちの大店でなくちゃ相手にはできない。
身分を偽ってあこがれの花魁・高尾と結ばれたのだが、高尾はすべてを見抜いていてそんな客に惚れちゃったってわけ。年季明けの日、花魁・高尾は紺屋の若い衆の所に嫁に行ったって噺だけど、金が物を言う遊郭の中の本当の恋ってわけだ。いいね、そういうのって・・・
そうそう日吉で飲んだわけだけど、その寿司割烹のママは僕の友人の自動車整備会社社長の奥さん。彼女とは何度か酒を酌み交わしたことがあるが、とてもきっぷのいいママだ。
二階の座敷で年3回ほどの落語会を定期的に開きたいという相談を受けていて、及ばずながらプロデュースしている。落語と料理と酒の組み合わせで楽しむ集いにしたいと思ってる。
この調子で行けば、6月くらいには第1回日吉寄席が開けるかな?日吉の街にトコトントントン・・・と寄席の太鼓が鳴り響く。

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