世の中を騒がせている食肉加工会社の社長は、とんでもない騙しビジネスで会社を大きく成長させたようだ。世の中には、そんな会社も多いのかな?困ったことだ。
ただ、彼の「冷凍食品が50%レスで買えることの意味に気づかない消費者も悪い」という趣旨の発言については、うーん・・・と考えさせられた。彼に言われたくはないけどね・・・
でも、そりゃあそうだ。買う側にとっては安く買えるにこしたことは無いが、造る側、売る側にだって「採算が取れない商売はできない」という事情がある。もちろん表示を偽って出荷するのは最悪だ。
この当たり前のことが抜けていて、表示された価格にのみに目が行ってしまっているのもマズいよね。
安売りのティッシュペーパーやトイレットペーパーだって、通常価格の品と違っていたりする。もちろん適正な表示はしてあるが、枚数や長さ、品質が違っていたりする。そんな例は、他にもある。
ある有名なバーゲンでは、前夜に店の商品を総入れ替えしているのを見た。きっと普段売っている商品を、安売り用の商品に入れ替えるためだろう。
表示価格が安いからといって、本当に安いのかどうかはわからない。要するに「安いのには理由がある」ってことだね。その理由が何かということが大切だ。
車検だって、とんでもない安売り車検を売っている業者もいる。もともとの整備事業者じゃなく、いわゆる異業種参入組っていうのに多いのだけど・・・・
かつて、そんな大手業者からの仕事の依頼があった。とんでもなく安い整備技術料だったので話し合いに入ったわけだが、彼らの論理は「整備の内容がどうのこうのってことは、聞いてもわからない。お客様に○○円で出して、うちが利益を確保するためにはこの値段でやってもらうしかない」ということの一点張りだった。もちろん、そんな業者とのおつきあいはお断りした。
エコピットヨコハマ・玉野自動車としては整備品質保持については妥協できないので、いわゆる安売り競争には参入できない。ただし、お客様の負担を軽くするための「あの手、この手」は考えてご説明&ご提案はしています。