とりあえずの不良個所はオートマミッションオイル漏れと冷却水漏れでした。
オートマミッションオイルはラジエター下部のオイルクーラーに接続されているパイプが腐食してピンホールができて、そこからオイルが噴射していました。
国内在庫が無いので、熔接修理で漏れを止めました。営業車ですから、ドイツ本国からの新品パーツ入庫を待つだけの時間的余裕はありません。
冷却水漏れは、ウォーターポンプからひどく漏っていました。これは国内にパーツ在庫があったのですが、ボルトの腐食がひどくて内1本がエンジンブロックに折れ込んでいる状態でした。そんなわけで、フロント周りを取り外し、ドリルを使って腐食したボルトを取り除く作業が余分にかかりました。
ミッションオイルは規定量注入して漏れも無くなったのですが、ミッションの異常はまだ残っています。
一旦、営業のために出庫して再入庫の予定です。