長くお預かりして幌開閉の修理をしていたシトロエンDS3のお客様から、こんなメールを頂戴しました。
うまく修理できて、本当に良かったと思います。
しばらく前のブログに詳しく書きましたが、幌開閉のワイヤー取付け部の樹脂フックが割れたことで開閉不能となった案件です。
幌とワイヤーが一体での部品供給しかないので、たったこれだけのことで80万円ほどの部品を買わなくちゃいけないという、悲劇のような話でした。
だからこそ、BoschCarService玉野自動車のスタッフも意地になって知恵を絞り、異業種の町工場の特殊溶接技術もお借りして修理したわけです。
色々と試行錯誤したのですが、最終的には金属加工しました。その他の材料は強度面で不安がありました。
写真の手前のワイヤーが壊れていなかった純正の物(左サイドワイヤー)、奥が修理済みの物(右サイドワイヤー)です。
どうですか?これなら、とても強いと思いますが・・・