結局、幌先端を固定したケーブルカー状のパーツがワイアーによってスライドする構造なのですが、今回のトラブルはワイアー先端のカギ状の樹脂が折れてしまったのが原因でした。
弊社の取引先の機械・金属加工工場の社長と相談して、その工場で加工修理してもらいました。
凄く細いピンホールを開けて、そこに金属のピンを2本入れて、折れた部分を接続する作業です。人間の歯のインプラント治療のようなものですね。
このあたりは、自動車修理工場の機械工具では対応できず、取引先工場の精密機械と熟練の技に頼る他ありません。
BoschCarService玉野自動車は、周辺のいくつかの町工場(金属加工、機械加工、樹脂加工、アルミ特殊加工等々)の熟練の技を借りながら「修理できるパーツは交換せすせに修理する」というポリシーを実践に移しています。
組み付け部の上を樹脂接着剤で加工して・・・これから、車への組み付け作業開始です。