ルーフライニングの布が垂れ下がってくるトラブルはなかなかやっかいです。
誰しもが何とかしようとホチキスや接着剤を使って補修するのですが、間違いなくどうにもなりません。
ルーフライニングの部品代が高額な車については、ルーフライニングを取り外して布を剥がし、スポンジかすを清掃してから良く似た布を貼って修復します。
アベンシスは新品のルーフライニングがさほど高価でもないので、新品に取り換えます。
ベンツ、ジャガー、BMW、プジョー、ボルボ、アベンシス・・・等々、色々な車種の修理をしましたが、ディーラーを含む他の工場ではフロントガラスを取り外してルーフライニングを取り出す形になって高額見積が提示されることが多いですね。
作業としてはその方が楽なのですが、ガラス脱着の作業料は高額です。
BoschCarService玉野自動車では、今までの車についてはシートを脱着してドアからルーフライニングを取り出す作業に成功しています。
もっともパズル的な課題ですから、今後すべての車種にそれができるとはかぎりませんが・・・