燃料タンクが工場内にゴロゴロ 燃料は満タンがいい

今、工場内に燃料タンクがいくつかゴロゴロしてます。
内部がひどく錆びてしまった燃料タンクを取り外して錆を薬剤で落し、その後内部を特殊コーティングしてます。
乾かすのにやや時間を要するために、タンクがいくつかゴロゴロという状態になっているわけです。

下から2枚目の写真は、何回かの内部コーティング作業の最終工程(仕上げのリンスみたいなもの)を終えて太陽光とドライヤーを併用して乾かしているところです。
一番下の写真はタンク内部を撮ったものです。ピカピカになってます。

この作業、過去に色々な車種でやってます。

あまり走行せずに置きっぱなし状態が多い車は、燃料を満タンにしておくのも手です。
燃料が少ないとタンク内の空の空間が多くなります。当然のこと、そこには空気が入っているわけですが、空気には水蒸気が多く含まれています。それが内部の錆の原因になったりもします。若干の錆ならフィルターでろ過してくれますが、ひどくなるとタンクに入っているポンプがダメになります。

尚、燃料タンクに入れる水抜き剤の使用は避けてください。お客様がどこかでタンクに水抜き剤を入れてしまい、その成分が燃料に溶けて燃料噴射装置(インジェクター)の噴き出し口を詰まらせてしまう故障が過去に多発しました。

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