海外の赴任先でインターネットを検索し、海外から整備依頼のメールが届く時代になったから昔とは違う。
帰国時にブレーキパッドとローターを交換したいということだったのが、いざ帰国して車を動かそうとしたらエンジンがかからない・・・という流れだった。
エンジン始動不良の原因はTDCセンサー(クランク角センサーのようなもの)だった。
簡単にいえば、ピストンの位置を感知して適切なタイミングで点火の指示を出す大切な役割をしているセンサーだ。
このトラブル、センサー機能自体のトラブルというよりも配線接続カプラー部の不良が原因。
ハンダ付けであれこれと修理する手もあるのだが、最近になって対策されたパーツに変わったので、今回はお客様のご了解を得て対策部品に交換した。
プラスアルファでエンジンの燃焼系内部洗浄もさせていただいたから、エンジンはすこぶる調子が良くなっている。