懐かしい名車

今、2台の名車が入庫して本国からの部品の到着を待っている。
1台は1987年のアウディ・クワトロだ。日本では僅かしか売られていない名車でこのタイプの4駆の元祖。ラリーで知られた車だ。販売当時で1000万円を超えていたから、とんでもない車だと言える。ずっと前からこの車のメンテナンスを任せられているが、調子は上々。部品も本国(ドイツ)に在庫があったので1ケ月弱で入荷する。
もう1台は1974年のMG-Bだ。この車はディーラー工場がお客様から預かったが「お手上げ」ということで、エコピットヨコハマ・玉野自動車へと搬送された。ディーラーからの依頼を受けての修理だ。電気回線の異常を見つけたが、ハーネスをそっくり交換する必要がある。英国へオーダーをしてみたら「1月末までには部品が入る。もし在庫が無ければ、本国で作成する」という回答だった。
さすがだよね。この年式の旧車の部品がまだ供給されるっていうのは・・・
このあたりが「車の使い捨て」文化に蝕まれた日本とはちょっと違う。いや、相当違う!
ヨーロッパの「古い物を大切に維持する伝統」っていうのは、やはりたいしたものだ。ウーン・・・
旧車の維持で困っている方は、ぜひエコピットヨコハマ・玉野自動車に一度相談してみてほしい。貴重な車なのだから、ユーザーと一緒になって「元気な状態で維持」し続けたいものだよね。
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