汚れによるエンジン不調事例は多い プジョー206

たまにエンストするのだが・・・という故障事例で、点検しても特にコレといった原因が特定できないケースがある。
過去にも、ディーラーで見てもらったけど「正常で、何処も悪くない」という診断・・・でもエンストするという車をエンジン内部洗浄で完治させた。

ディーラーメカニックの中には、そのあたりを理解している人もいる。ただディーラーのメニューには、洗浄で修理するというものは無い。だから、あるディーラーは、BoschCarService玉野自動車に車を持ち込んでエンジン内部の洗浄を依頼する。

今回は、新規ユーザーのプジョー206だ。
ただ、洗浄と言っても色々とある・・・
①スロットルボデー脱着内部洗浄
②吸気マニホールドから点滴によって洗浄溶剤を燃焼室まで流し込んで洗浄(吸気系洗浄)
③燃料ホースの途中に洗浄溶剤入りのガソリンが入った機械(ポンプ)をセットして、インジェクターの内部を洗いながら溶剤を燃焼室に流し込んで洗浄(燃料ライン洗浄)
④オイルの流れる油道を洗ってオイルカス(スラッジ)を除去するフラッシング
・・・というわけだが、とりあえず①と②の洗浄を行った。

お客様は半信半疑だったが、作業が完成してお渡ししてから、明るい声で「車が全く変わった。こんなに軽く走れたのにはビックリした」と喜びの報告電話をいただいた。
あくまでも内科的処置なので、エンストの件を含めてもう少し様子を見ていただくようにお願いした。
少ししたら③の洗浄もやってほしいとのことでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Share Button