エンジンを止めて置いておくと左リアの車高が下がるということで、ディーラーでコンプレッサーを交換したのだが改善されない・・・というお話でご来店。コンプレッサーが焼き付いていたようだ。
それはそうですよね。エアサスというのは、簡単に言えばコンプレッサーで圧縮空気を作り、それを溜めておいて4輪の各サスペンションに圧縮空気を供給する仕組みだ。
どこかからエアー
漏れがあると圧縮空気がどんどん出ていってしまうから、コンプレッサーは作動し続けて圧縮空気を作り続ける。
そんなことで、働き続けたコンプレッサーが過労死するケースが多い。
今回は左リアのエア漏れがひどかったが、右リアからもエアー漏れ症状が出ていた。これを解決しないことには、せっかく取り付けた新しいコンプレッサーも過労死する。
エアサスについては、ショック部分のゴムが劣化してエアーが漏れたりすることが多い。
点検したら、やはりそうだった。
提灯形状のゴム袋だ。
純正部品は供給されるのだが、高額な上にディーラーで作業しないと部品の保証もないという条件付きだ。
独立系の工場で作業したら、部品の欠陥による保証もしないということだから・・・こりゃあひどい!
最近、他にも「ディーラーでやりなさい」という圧力を感じる部品供給がある。
その通りにしたら、高額修理になってしまう。
ところがどっこい、優良社外部品であるビルシュタインのエアサス(提灯)を手に入れることができた。
価格も安いからユーザー負担も減らせる。
良かった!
ちなみに作業後のテストもOKでした。