オーバーヒートの警告灯が点灯するけれど、水温も上がっていないし冷却水が漏れている様子もない・・・ということで、点検修理のご依頼があった。
Boschの診断機で点検すると、電動ウォーターポンプの不良。
ウォーターポンプは簡単に言えば水車のようなもので、冷却水をエンジンの中のウォータージャケット(冷却水の通り道)やラジエターなどに圧送循環させる部品だ。
とは言っても、ウォーターポンプまでの電気的なトラブルか、ウォーターポンプ本体のトラブルかの判定が必要だ。
あるいは、ちょっとした通信異常をたまたま拾ってしまっただけなのか・・・
その診断判定はこれからの作業です。
結果としてウォーターポンプ本体の故障。このタイプは本当に故障が多いのです。左がウォーターポンプ。右はサーモスタット。分解して修理するわけにはいかないのが悔しいです。