ボルボV50 板金はこうやらなくちゃね!

お客様がひどく落ち込んでご来店された。
左リアドアの損傷はどうってことないが、リアフェンダが大変なことになっている。
デコボコだ・・・
本来ならリアフェンダ交換ってことになる。
ところがどっこい、それだととんでもなく高額修理になる。
ドア等と違って、リアフェンダはボルトで取付けされておらず、ボディ一体だ。
だからガラスを外してパネルを切断し、新しいパネルを溶接することになる。
車両保険の適用がなく、自費修理なので「なんとか、少しでも安く・・・」というご依頼だ。
板金担当スタッフも「うーん・・・」と考え込んでいましたが、しっかりと叩いてから塗装して新品同様に修復できました。
簡易板金だと、下地をしっかりと叩いて成形せずに、板金パテ(仕上げに使う粘土状のもの)をどっさり盛り上げて粘土細工をしちゃったりするみたいです。
叩いて成形することができる職人がなかなかいなくなっているのが現状なんですかね?
パテは最後の仕上げの薄化粧として使うべきなんですよ。
・・・でないと、後遺症でひどいことになります。
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