オーバーヒートによるエンストで救援依頼が来た。
積載車で現場まで走って、工場まで積んできたが・・・
なんでも、冷却水が吹き上がってオーバーヒートしたので、通りがかりの大型カー用品店に駆け込んだらしい。
ラジエターの注水口から冷却水が噴き出しているから、ラジエターキャップを新しい物に替えてしっかりと蓋をしてしまえばとりあえず大丈夫と言われて、ラジエターキャップを替えてもらったらしい。
ただ、それでもオーバーヒートしてしまい、エンストにいたったということだ。
まあ・・・注水口から噴き出してるから、噴き出さないように新しい蓋で封をしちゃおうという発想は「お笑い」の世界のことじゃないの?
原因はサーモスタットが開かなくなっていたこと。サーモスタットを交換すれば済んだことだ。
ラジエターキャップを替えたって、すごい勢いで熱湯が噴き出してくるのは当たり前。
結果としてヒート状態で走り続けたためにエンジンが焼き付いてしまった。
中古エンジンと載せ替えるしかない。
整備士資格を持っていても、実際に色んな故障に向き合って修理をしていないと車の修理は無理。いつまでたってもペーパードライバーみたいなものだ。