いくら匠の技といったって、整備に関する情報が無いと今の自動車についてはどうなるものではない。
日本国内では日本車の整備データーはメーカーから公開されているが、輸入車についてはクローズされている。
整備情報は該当車種を販売しているディーラーが独占している。
独立系の工場がなかなか輸入車整備に手を出せない理由の一つがそこにある。
Bosch Car Service玉野自動車は、整備診断機器の他に整備情報の面でもそのあたりをクリアーしている。
ボッシュシステム以外に、いくつかのソフトで対応している。
写真はその中の一つのソフトの画面だが、これはヨーロッパの独立系工場が実際に使用しているもの。
ほとんど全車種の整備情報(システム図、配線図、整備マニュアル、整備作業時間等々)が網羅されている。
世界的にはどの国でも情報公開は当たり前のことで、非公開という不思議な現状があるのは日本のみ・・・(不思議な国ですねえ)
EU圏では、情報公開しないメーカーは法律で処罰されます。
こういった整備情報ソフトに関心がある整備工場は一般社団法人・日本輸入車整備推進協会(JISPA・事務局03-3788-7455)までお問い合わせください。