エアフロメーター

エアフロメーター(ベンツはエアマスセンサー)のトラブルが多発している。これはエアーエレメントの後の吸気ダクトの部分に付いていたりするセンサーだ。吸入する空気量を計測してコンピューターに知らせる。コンピューターはそれによって、空気量に対して適切な量の燃料を噴射させる。まあ、吸入空気が多ければ、それ相応の多量の燃料を噴射させるってわけだ。
昔は、フラップ(ゲートみたいなもの)が着いた機械式のエアフロメーターが主流で、空気がたくさん通ればゲートが大きく開くという理屈で、ゲートの開度を抵抗値に変えて行っていた。
ところが昨今は、熱したワイアー(熱線だよね)の部分を通る空気による温度変化で、空気量を測定する。エアークリーナーでろ過した空気が通るわけだけれど、結構ワイアーが汚れる。それが主な原因となって、空気量の正確な測定ができなくなる。
症状としては、アクセルを踏んでもエンジンが吹き上がらなかったり、エンストしたりする。
部品価格は3万から5万程度と結構高額だ。車によっては8万円そこそこもする。
交換する前に、一度ワイヤーの汚れをクリーニングする手もある。これで直ればもうけもの。
ただし下手するとよりいっそう症状を悪化させたりするのでご用心。専用の溶剤を使ってプロの手で行う必要がある。
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