ベンツ・トランスポーター キャンピングカー仕様 駆け込み寺にご来店

本当に困り果てた様子でお電話いただいた。
東京都下のキャンピングカーオーナーだが、山梨、茨城、その他・・・いくつかの工場で診てもらってももエンストが治らない。
「なんとか診ていただきたいんです」というお電話には、すがるような雰囲気もあった。
ベンツ・トランスポーターとなると、ほとんどの工場で「うちでは・・・」と断られるようだ。
日本で6台しか登録されていないキャンピングカー仕様の登録1代目ということらしい。
こうなると「よっしゃあ!どこまでできるかわからないが、最大限頑張ってみよう」と職人魂が燃えてしまうのがBoschCarService玉野自動車のスタッフ達だ。
特にボッシュ・システムテクニシャンでもあり、日本輸入車整備推進協会(JISPA)の整備アドバイザーも務める恩田工場長は、物をなおすことにかけては「意地でもヤル」というタイプ。
キャンピングカー仕様とはいえ、ベースはベンツ・トランスポーター。
エンジンもディーゼルだから、シンプルで複雑怪奇なものではない。
お預かりする際に色々と過去の経緯やら、故障状況を詳しく問診させていただいた。
テスト走行で何度かエンスト症状も確認した。
Boschの診断機で車のコントロールシステムにアクセスすることもできた。
現状はエンジン不調によるエンストではなく、自動クラッチシステムの不具合によるエンスト・・・と的を絞って診断している。
過去に何度も駆け込み寺的修理の入庫があったが、苦労しつつもすべてVという結果を得ている。匠の意地でもある。
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