故障診断機が無いと

国産車から輸入車まで、色々な自動車を修理しているエコピットヨコハマ玉野自動車では、それなりの診断機を導入したり年に何度ものトレーニングを実施している。
診断機は複数あるが、昨日はドイツのメーカーBOSCHの最上級診断機KTSを使ったトレーニングを実施した。
今の自動車は車載コンピューターで様々なコントロールを行ってるが、エコピットヨコハマ玉野自動車が持っているKTS540は車載コンピューターが記憶している故障コードを読み取るだけでなく、擬似信号を送って故障箇所を特定したりもできる。
また車載コンピューターの機能を一時眠らせて、その間に必要な作業を行うこともできる優れ物だ。
一部車種ではこの手の診断機が無いと、ブレーキオイルの取替えもできないしブレーキパッドの取替えもできない。
BOSCH製だから輸入車には高いレベルの作業にもほぼ対応できるし、国産車への対応も随分と進んでいる。
国産車、輸入車にかかわらず、しっかりとした間違いの無い整備をしようと思ったら、この程度のレベルの診断機が無いと無理。また、年に何度かのトレーニングを行わないと無理。
車検をただ通すだけの車検屋さん工場では「そんなの必要ないよ」という感覚なのだが、ブレーキオイルもブレーキパッドも交換できないようでは安心できる車検整備が実施できるはずがない。
もっとも設備投資にかかる費用が大きいのが頭痛の種なんだけど・・・うーん・・・
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