プラグを換えてくれ!

写真はNGK(プラグメーカー)から送られてきた販促ディスプレイだ。
そういえば、整備時にプラグ交換をするケースというのは急激に減ってきている。以前は車検時には、ほぼ当たり前のようにプラグ交換をしていた。
安売り競争の中で、できるだけ費用をかけないで車検を済まそうという傾向が強まったことも影響している。まあ、エンジンは普通に掛かっているんだから・・・ってことだね。
加えて、プラグ交換をするにも大変な作業を伴う構造のエンジンが増えてきたことも影響している。後者の場合には10万キロまで交換不要という白金プラグを新車時から使用している。
もっとも10万キロまで・・・というのはあくまでもうたい文句で、実際にはそれ以前に不具合を起こすケースも結構多い。
プラグって簡単に言えばライターやガス調理台の着火装置なので、結構酷使されている部品だ。ライターやガス台と違って、車の場合にはエンジンが動いている間はパチパチと着火し続けているわけだから、負担は相当のものだ。着火性能が落ちれば、エンジンの調子も本調子ではなくなる。
最近エコピットヨコハマ・玉野自動車では、エンジン整備をした車にイリジウムプラグの装着をお勧めしているが、ユーザーの反応はなかなか良い。
電極にイリジウム合金を使ったプラグなのだが、白金プラグに比べても火がメチャクチャ強い。走行性能は確実にアップする。ノーマルプラグで1本500から600円程度のところ、イリジウムプラグだと1本1700円くらいもするので、約3倍の部品代だ。でもこの程度だったら、エンジンの調子が良くなることによる燃費改善で充分にペイできる。当たり前なのだけれど、やはりプラグは消耗品なんだよね。
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