ラジエターのプラスチックタンク

以前はラジエターのアッパータンク・ロワータンクが真鍮製だったから、冷却水漏れがあってもハンダ等で修理できた。
しかし、最近はほとんどの車がプラスチック製だ。プラスチック製になって部品の値段が安くなったかというと、そうでもない。おまけに、熱で材質が劣化してホースを取り付けるパイプの付け根が折れたりするトラブルが多い。
アウディーのお客様が、リターンホースの取り付けパイプの付け根から冷却水が漏れていると来社された。ディーラーでは「ラジエターをそっくり交換する必要がある。部品代だけで11万円程度はする」と言われたようだ。
タンクだけの部品も供給されていないから、基本的にはそっくり交換となる。
よく接着剤でくっつけて・・・なんてことおっしゃるお客様もいるが、それは無理。高熱に耐えられる接着剤という条件と、その部分の補強をするという条件が必要だ。
一般的には、なかなか難しいので整備工場も修理は引き受けない。
ところが、ある方法でそれを修理することは可能だ。もちろん新品に交換した方が安心できるのだが、予算のことを考えると修理という手もある。
その方法というのは、企業秘密だ。(色々とチャレンジして見つけ出した方法だからね)
アウディーのラジエターもそれで修理して、修理費用は1万5千円程度で済んだ。もちろん、壊れた部分については完全に直っている。輸入車整備は、そういった技術を用いないと、ユーザー負担も大変なものになる。巧みの技を活用した輸入車整備はエコピット・玉野自動車におまかせあれ!

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