近所で温泉?

僕の自宅の近くには、かつて日産自動車の社宅があちこちにあった。日産自動車の経営が怪しくなった頃にマンション用地等として売り、社宅は郊外に移転してしまった。
まあそれはそれでいいのだが、何箇所かある土地の一つだけがマンションが建つ様子もない。
「どうなるのだろう?」と思っていたが、しばらく前から妙な鉄塔が立っている。僕の部屋の窓から見えるから、毎朝その不思議な鉄塔を目にしている。
聞いてビックリ。なんでも、温泉を掘っているのだそうだ。温泉施設ができるらしい。
そうなると、自宅からフラーッと歩いて10分もかからない場所で温泉が楽しめることになる。
これはいい!
もっとも温泉といったって色々とある。当然のこと、一番いいのが源泉掛け流しだ。それも、適温に冷ますために加水するのでなく浴槽に引っぱってくるまでに自然に冷ますのがいい。これは温泉成分バッチリだよね。
湯量が少ない温泉では循環ろ過して何度もお湯を再利用することになるが、衛生面の問題もあって塩素を混入するケースが多いようだ。これはちょっとね・・・温泉どころか塩素風呂だものね。塩素を入れる量によっては温泉の効用よりも塩素の害が大きくなったりして・・・
横浜などの都市部で多く見られるのがラジウム温泉等だ。まあ温泉成分などが含まれた冷たい地下水を吸い上げて沸かすようなものと僕はイメージしている。成分にもよるけれど、沸かし湯となると温泉ってイメージが随分と崩れる。
近所の温泉はどっちだろう?まかり間違って熱い温泉が出てきたらVサインだね。
横浜・みなとみらい地区にある温泉施設は遠くの温泉からタンクローリーで温泉水を運んできて使っている。当然のこと塩素を入れた循環ろ過方式だろうと思う。まあこれはいたし方ないが、湧き出てからすぐの新鮮な温泉じゃないと成分も劣化するような気がしてならない。どうなんだろう?
温泉も食材と同じで、素材力でほとんどが決まるってことなのかな?
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