ちりとてちん

「ちりとてちん」といえば、先月までやっていたNHKの連ドラだ。古典落語の題目でもある。
しばらく前に、保険会社の整備工場代理店会の集まりを横浜・みなとみらいのホテルで開いた。
たまたま僕がその会の代表者ということもあってホテルの手配等も行ったが、宴会場での食事の前に何か・・・ということで、連ドラで注目されている落語会を開くこととなった。
とはいっても、僕は落語については全くのズブの素人。魚釣りのお付き合い人脈の1人に江戸和竿師の4代目竿忠師匠がいる。竿忠師匠の妹さんが故林家三平の奥様である海老名香葉子さんだ。
そこで「なんとか」とお願いしたら、林家一門の真打お2人を手配いただけたからビックリ仰天。真打ですよっ!真打!
林家錦平師匠と林家種平師匠だ。錦平師匠が古典落語の「ちりとてちん」、種平師匠が新作落語を演じてくれたが、そりゃあ凄かった。聞き惚れたね。
落語ってやはり芸術っていうか文化なんだね・・・と感激。、顔の表情から身振り手振り、そして話しの間・・・全部ひっくるめてなんともいえない味を醸し出している。参加者からは「来年も落語会がいい」なんて声が続出した。
錦平師匠が演じた「ちりとてちん」だけど、面白かったねえ・・・連ドラの中で俳優が演じていた「ちりとてちん」とは、当たり前だけど大違いだった。話しは同じ「ちりとてちん」だが、演じる人によって面白さが全然違う。プロっていうのは、そういったレベルにある。もちろん、エコピットヨコハマ・玉野自動車のスタッフ達も自動車整備のプロですよ。
お2人とも続けてその後の懇親会に参加いただいたが、心底面白い師匠達だった。落語が好きになっちゃった。演芸場にでも足を運んでみようかな。
DSC02140-2.JPG

Share Button