騙しのビジネス

以前からだけど、騙しビジネスの営業電話が多くて困り果てている。
○○電話会社の代理店ですが、御社の交換機の点検にお伺いする日程ですが・・・
○○電力のメーター関係を委託されている㈱△△ですが、動力の契約見直しがありまして、そちらの地域の工場施設の点検日が明日になっております・・・
電気保安協会ですが、おたくの会社は協会加盟の点検会社がお電話しても点検を受けていただけない。このままですと、動力の提供に問題がでてきますので・・・
こんな電話が週に2から3本はかかってくる。「○○電話会社からそんな連絡は受けていない。○○電力からは聞いていない」・・・そんな回答をして「電話会社や電力会社に確認の電話をしてから回答しますからそちらの電話番号と担当者名を教えてください」と返事をすると、決まってガチャンと電話を切られてしまう。失礼だよね。
先日は「せっかくおたくの会社の経費を節約させてやろうと電話代をかけて案内しているのに、断るとはどういうことだ。こちらが納得できる説明をしないと引き下がらないぞ」と凄まれ、しつこいくらいに続けて電話をかけられた。
もちろん、電話会社や電力会社に電話すると「そんな会社とは契約してないし、関係もない」ということだ。うっかりすると騙されてしまう手の込んだ営業電話だ。きっと騙されている人も多いのだろう。
車検でもそうだが、通信や電力の規制緩和で自由化が進んだわけだけど、そうなった途端に「訳のわからない騙しビジネス」を始める連中がドドーッと増えてしまうのはいかがなものかね。
小泉首相時代に市場原理主義者の大臣が中心になってアメリカ寄りの規制緩和を進めてから変な時代になったと感じるのは僕だけだろうか?
規制緩和の甘い蜜を吸ってるのは、案外と悪いヤツらだけだったりしてね・・・ねえ、ホリエモン!

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